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この記事の要点

この記事の重要ポイント

  • 1

    The Metabolic Dashboard

  • 2

    CGM (Continuous Glucose Monitor):腕に貼る500円玉サイズのセンサー。スマホをかざすだけで(あるいは自動で)現在の血糖値がわかる。糖尿病患者だけでなく、バイオハッカーの必須装備

  • 3

    Glucose Spike:炭水化物(ラーメン、丼もの)を食べた直後に血糖値が急上昇し、インスリンが出て急降下する。この「乱高下」が、午後の眠気とブレインフォグの正体

  • 4

    Data-Driven Diet:「蕎麦なら大丈夫」という迷信を信じるな。自分の体でA/Bテストせよ。同じ蕎麦でも、先にサラダを食べるだけでスパイクが半分になるかもしれない

  • 5

    Action:カフェインは前借りの元気だが、血糖値管理はパフォーマンスの最適化だ

はじめに: エナジードリンクという借金

エンジニアはMonsterやRed Bullが大好きです。 しかし、それは疲労をごまかしているだけです。 根本的な原因は「燃料(食事)の入れ方」が間違っていることにあります。

血糖値を一定に保てば、ゾーン(集中状態)は無限に続きます。

1. The Sensor: FreeStyle Libre 3

かつては針を刺して血を出さなければ測定できませんでした。 今は、腕にシールを貼るだけです。2週間つけたまま風呂に入れます。

Abbott FreeStyle Libre 2

※日本ではLibre 2が主流。リーダーが不要で、スマホアプリで直接データを読み取れる。1分ごとの変動グラフを見るだけで、「今、チョコを食べたらどうなるか」が予測できるようになる。

2. The Experiment: ラーメン vs ステーキ

CGMをつけると、人体実験が楽しくなります。

  • Experiment A : 二郎系ラーメンを食べる。

  • Result : 30分後に血糖値が180mg/dLまで爆上がりし、その1時間後に70mg/dLまで急降下。強烈な眠気が襲う。

  • Experiment B : ステーキ300gとブロッコリー。

  • Result : 血糖値はほぼフラット。眠気ゼロ。夜までコードが書ける。

「炭水化物は悪」と言いたいのではありません。 「どのタイミングで、何を一緒に食べればスパイクしないか」を知ることが重要なのです。

3. Comparison: カフェインとの違い

項目 Caffeine (Coffee/Energy Drink) Stable Glucose (CGM)
メカニズム アデノシン受容体をブロック (麻痺) エネルギー供給の安定化
持続時間 3〜4時間 (その後クラッシュ) 一日中
副作用 不安、震え、睡眠の質低下 なし (健康的)
コスト 1本200円 月額1.5万円 (センサー代)

結論: 体内APIのモニタリング

私たちはサーバーのCPU使用率やメモリリークには敏感です。 なぜ、自分の体のメトリクスには無頓着なのでしょうか?

CGMは、あなたの代謝システムに対するDatadogです。 アラート(異常値)が出る前に、適切なパッチ(食事・運動)を当ててください。

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